返済ができないとどうなる?
支払いをしないと・・・
キャッシングを利用すると、当然、返済しなければいけません。キャッシングの場合、限度額というのが設定されて、その範囲内であれば、借り入れも自由になります。
ただ、返済額は一定ではなく、残高に応じてスライドするタイプの返済方法を採用している業者が多いです。思った以上に返済額が増えて、支払いがキツくならないように利用したいですね。
このページでは、もし、返済を忘れてしまったり、返済自体ができなくなってしまった場合について考えてみたいと思います。
遅延損害金について
支払いが遅れると必ず遅延損害金というのが発生します。これは、ついうっかり忘れた場合でも、支払いがキツくてできなかった場合でも関係ありません。契約書にも記載されている項目で、遅れた日数分加算されることになります。毎月の返済って、借りた元金と利息の合計なのですが、約束の返済日を過ぎるとペナルティーとして余分に遅延損害金を支払うことになります。業者によって若干違いはありますが、この遅延損害金として、ほとんどの会社が法律で定められた上限ギリギリの20%に設定されているようです。
まずは電話連絡がある
返済が遅れると理由に関わらず、催促の電話があります。業者によっても違いますが、約束の日から1~3日くらい経過すると連絡があるようです。
この段階では、業者の対応もかなり丁寧です。うっかり忘れてしまっていることもありますからね。携帯などがつながらず、職場に電話がある場合は、審査のときのように、個人名でかけてきてくれたりするので、それほど心配することはないと思います。
ちゃんと対応して、すぐ返済すれば、特に問題はありません。
電話連絡を無視してると・・・
キャッシング会社からの連絡を無視しているとどうなるかというと・・・本格的な取り立てに発展していきます。取り立てといっても、会社や自宅に押しかけてくるわけではないです。主に電話や書面による催促状です。
この段階で無視している人というのは、おそらく返したくても返せない状況なのではないかと思います。なんとなく連絡を先延ばしにしているのかもしれませんが、なんの解決にもならないばかりか、益々、厳しい状態に追い込まれてしまうので、ちゃんと事情を話して相談しましょう。
登録されてしまう
あくまでも目安ですが、返済ができない状態が60日ほど過ぎると、信用情報機関に遅延の情報が記載されることになります。俗にいうブラックリストというやつです。
こうなると、お金が足りなくなって追加で借りたり、他社で新たに借りたりすることは、ほとんど無理になります。どこからも借りることができないと思ったほうがいいです。しかも、その情報は5年間は残ることになりますから要注意です。
さらに駄目押し
もし、返済がさらに遅れるようだと、「たった1回の返済遅れで全額返済?!」でも書いていますが、残金の一括返済を請求されてしまうことがあります。
基本的には、業者も強制的な返済を迫ることはなるべく避けるようですが、あなたが悪質と判断されれば法的な手段を取られることになります。
法的な手段とは、裁判所の許可を得てあなたの財産を差し押さえることです。キャッシングなどの借金の場合、給料の差し押さえが一般的です。当然、会社にもバレてしまうので、ディメリットが大きすぎます。
まずやるべきことは・・・
返済が遅れてしまったら、まず、連絡することです。そして、いつまでに返済ができそうか、キチンと伝えましょう。
連絡もせず逃げていると、先に説明したように給料の差し押さえなど、最悪な状態に速攻で発展してしまいます。どうしても返済できなくても、誠意をもって説明すれば相談に乗ってくれるはずです。