スマホが信用情報を悪化させている?!
スマホと信用情報って関係あるの?
『信用情報』って知ってますか?
「自分の信用情報って見れるの?」でも詳しく紹介していますが、キャッシングやクレジットカードなどに申し込みをしたり契約したりすると登録される情報のことなんです。さらに返済状況などもバッチリ登録されていきます。
こうした情報は、貸金業者の加入が義務付けられている指定信用情報機関に一定期間保存されることになっています。実は、この信用情報にスマホが悪影響を与えているようなんです。
スマホと信用情報
スマホは、ここ最近、急速に普及していますが、本体価格が高額なこともあって分割払いを利用する人も多いようです。
この場合、利用者は代理店に本体の代金を直接支払うのではなく、auとかドコモといったキャリアに立て替えてもらい、キャリアに対して分割して支払うという契約を結ぶことになります。
キャッシングやクレジットカードの場合、信用情報機関に登録されるというのは先に説明しましたが、実は、割賦ローンも、その対象になっているんです。つまり、スマホの分割払いも契約の内容や返済状況などが信用情報として登録されることになります。
知らないあいだに・・・
毎月の携帯電話会社の支払いのなかにスマホ本体の分割払いのが含まれているので、分割払いの契約をしているという自覚のない人が多いようです。
これのなにがいけないのかというと、通話料金だからと、つい、うっかり支払いが遅れていると、その延滞記録が信用情報機関にどんどん登録されているということなんです。
電話料金だけなら、それほど問題ではないのですが、毎月の支払いのなかにスマホ本体の分割払いが含まれていることがポイントなんです。
支払いの履歴が残る
一度や二度ならそれほど影響はないかもしれませんが、何度も延滞したり、長期間支払いがされない状況が続くとしっかり信用情報機関に延滞の履歴が残ります。
とくに厄介なのは、電話代と一緒に請求されるので、利用者本人が自分が支払っているのは通話料だけだと勘違いしていることが多いということです。知らないあいだに信用情報は悪化してしまっています。
審査に影響が・・・
キャッシング会社やローン会社などは、信用情報をもとに審査を行っています。延滞の履歴があるからといって必ず審査に落ちるとは言えませんが、かなり不利な状況であることは間違いありません。しかも、この信用情報は契約終了から5年間は保存されることになっています。
いざ、キャッシングやローンを利用しようと思ったとき審査に落ちてしまうかもしれません。
スマホを購入するとき分割払いはとても便利ですが、その返済状況は記録されてしまうというこをちゃんと覚えておきましょう。