借りる理由は生活費の補填と交際費
キャッシングを生活費の補填で利用するリスクとは?
最近の指定信用情報機関の統計データによると、現在、キャッシングの利用者は1200万人を超えているようです。単純計算ですが、日本の人口の10分の1が利用していることになります。
総量規制によって多重債務者といわれる複数の会社から借りていて自己破産の予備軍となっている人は減少傾向にはありますが、利用者のデータからちょっと気になることも見えてきます。
キャッシングを利用している人たち
新規の契約者は20代が圧倒に多く、ついで30代、40代となっています。キャッシングの新規の契約者の年収を見てみると400万円以下が多いそうです。
まぁ、これは年齢的な部分もかなり関係してきますよね。新規契約者の年収と年齢がある程度リンクしていることを考えると年収の差はあまりないようです。
余談ですが、キャッシング会社が新規獲得で力をいれているのも20代、30代の若者層だそうです。
借りる理由は?
お金を借りる理由として、イメージされるのって、ギャンブルというのがあげられると思いますが、実は、あまり多くないそうです。
それよりも交遊費や生活費の補填といった理由が多いそうなんです。交遊費は、冠婚葬祭などや無理に断れない飲み会といったところでしょうか。
急な出費であることが多いですからなかなか計画的にはいかないと思います。キャッシングで一時的にしのぐというのもありですよね。無利息サービスなどを上手く活用すればいいかもしれません。
次に生活費の補填というのは、給料日までのつなぎとして利用しているんだと思いますが、この場合、ちょっと注意しないとクセになってしまう可能性があります。収入以上に使ってしまっているわけですから、クセになるとズルズルと利用し続けてしまうことになります。
こうなると次第に借入れ残高が増えていき、1社だけではまかなえず、複数の会社から借入れてしまうことになります。
便利なキャッシングの注意点
審査も早く手軽なキャッシングは、身近な資金調達の手段ではありますが、簡単に利用できるからこそ、キチンと計画的に利用することを心がけるべきだと思います。
最終的に自己破産まで追いつめられた人たちに共通しているのは、なんとかなるだろうという安易な発想から借入れを重ねたことです。
借り過ぎには十分注意して上手にキャッシングを利用しましょう。