インターネット申し込みで業者が注意していること
ネット申し込みで業者が注意していること
インターネット申し込みは年々増加の傾向にありますが、業者が注意していることって、どんなことがあるんでしょうか?
キャッシングの利用は、ほとんどの人が他の人に知られたくないという心理が強く働くようです。そのため、無人契約機が登場したときは、爆発的な拡がりをみせました。同じ理由から、さらに利便性の上がったインターネット経由での申し込み件数が年々増えているようです。
各業者の公開データからもインターネット経由での申し込みの比率が増加しているのがわかります。そんなインターネット申し込みで業者が注意していることを紹介してみたいと思います。
トラブル防止のために
キャッシングに限らず、インターネットでの申し込みや契約では、『本人確認』と『申し込みの意思の有無』が重要なんです。これらの確認をきちんと取ることがトラブル防止のためのポイントになります。
なぜ本人確認が必要なの?
インターネットでの申し込みや契約は、店頭窓口のように対面して、手続きすることができません。本人確認も同時に行うことができません。なので、申し込みをするとすぐに本人確認のための書類提出を求められることになります。
一般的には、運転免許証や健康保険証のコピーが本人確認の書類として有効です。
参考:「キャッシングの申し込みに必要な物は?」
無効になる申し込みって?
インターネットの場合、窓口と比較すると、IDやパスワードを盗んで他人に成りすまして申し込みする確率が高くなります。
手軽に申し込みができる弊害ではあるのですが、このような場合、基本的に本人が申し込みをしたことにはなりません。ただ、本人がIDやパスワードを他人に教えていたような場合は、契約は成立しているとみなされる場合もあるので、注意が必要です。
また、ミスクリックなども申し込み者に重大な過失がなければ、無効になります。
とにかく、インターネットは、窓口での署名捺印と比べると、圧倒的に簡単な操作で申し込みができるので、ミスクリックや勘違いが起こりやすい環境ではあります。申し込みや契約の無効は、そのための措置となります。
そこまでやって業者に不利にならない?
基本的には利用者保護のための制度ですが、すべて無効になってしまうわけではありません。業者は、申し込みの意思の有無を確認する画面を用意していることが多いです。
キャッシングに限らず、よく、申し込みのページでは、申し込みの内容に同意するチェックボタンをクリックしないと次にいけないようにしていたりしますよね。あれがそうです。
消費者がきちんと申し込みや契約の内容を確認できる状況にしているんです。このステップを踏ませることで、申し込みの意思確認をしているわけです。